とっても不幸な幸運

とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)

とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)


今日読んだのは畠中恵
畠中氏といえば妖怪シリーズ>しゃばけ
とはいえ、この作品は現代物です。
連作もので短編もの。
つまり、登場人物は被ってるけど毎回主人公が違うってカタチ。
「とっても不幸な幸運」の缶を手にして、それを開封した人物が話の中心になります。


ファンタジーノベル出身ってこともあるのか、読みやすい文体です。
私は2時間かからなかったかな。
ひどく後味がいい。


「酒場」という、その名もストレートなバーに集う常連客と店長とその一人娘(義理)の物語。
ありそうで、絶対ない(おそらく一般の人たちにとっては)「場」を作り上げて、その中に巻き込んでしまう。
畠中作品の魅力だな〜と思うのです。
描かれる人すべてが魅力的な、…んー。同一化しやすいというか。
おそらく読者層が幅広いだろうなぁ。

まぁ、単純に言うと
読みやすいです>>えらく単純なw