箪笥のなか

今日は長野まゆみ
[rakuten:book:13040575:detail]


これもすっと読める作品。
箪笥を譲ってもらった女性が語り手(「わたし」)で、「わたし」と不思議なものを見る力のある弟の物語。



―たぶん二度と見つからない。



そんな話。
箪笥を手に入れたことによって起こる数々の不可思議な出来事は、「そんなものなのだろう」で落とされる。
なんだろうなぁ、なんていうか宮沢作品のよう、というか。
別に猫が主人公だとかいう訳じゃないけど、現実ではない現実性が。
感想でもなんでもなくなってきたなぁ←


こんな感じで最近はやたら女性作家に惹かれます。
なんだろうなぁ…
柔らかさと空想性がいいのかな?
あとはあれかも、疲れてるのかも。笑
硬い文章は論文でもう飽きた←
通勤時間が片道2時間だからかも。行きしなは座られへんし(凹)