妖怪アパートの幽雅な日常

妖怪アパートの幽雅な日常 1 (講談社文庫)

妖怪アパートの幽雅な日常 1 (講談社文庫)


これはいい本!
児童文学作品なので>>なんか賞取ってた筈
読みやすいし、いらないものがきれいに削り取られている感じ。
読書しない人でもたぶんすぐ読めると思うな〜☆
クレヨン王国から始まった私の読書生活なので(笑)、いまだにこの世代向け(小学生中学年くらい?)の児童小説に心惹かれます。
絵本ほど簡単でもなく、自我が目覚めたあたり向けというか…。


「妖怪アパート」に住むことになった平凡な(世界に違和感を持つ)主人公がどう変化していくか、といった話なんだけど
ところどころ、素敵な言葉が詰まっていたりします。
妖怪が普通で、人間が変だったり、そういった「混沌」の象徴がアパートだったり。
京極さんと誰だっけ?かの対談を思い出すような妖怪観とか。
うん、おもしろい☆


とりあえず文庫化された2巻を買ってきましたv
10巻近くあるんだけど単行本なんだよね〜つらい(笑)