Another

たったいま読了。

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綾辻さんが帰ってきたよ〜〜っ
っていう感じの新作です。
650頁ほどの長編ですが、夕方から2時間くらいで読了。
集中出来て充実した時間だった☆


いい読書は、その世界に連れてってくれるから好き。
まぁたまに入り込み過ぎて乗り過ごしたり、車にひかれそうになったり(危険!)するけども。


あらすじ(あまぞんより)↓
その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた―。1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい、何が起こっているのか?秘密を探るべく動きはじめた恒一を、さらなる謎と恐怖が待ち受ける…。


ホラー+ミステリー。
この方の文章がとにかく好きなんだよね。
綺麗に整頓されてて、とても読みやすい。
答えがきちんと呈示されるのもいい。
私、曖昧なのって好きじゃないんだよね>>不思議な世界ってなら別だけど、ミステリーとかには答えが欲しい
今回は眼帯つけた美少女とか、人形作家とか、設定がいちいち、とにかく個人的にはツボ。
転入生とか、クラスの秘密とか、謎の美少女とか、
眉村氏の例の小説に近いかなぁとは思うけど、でも方向性は違うなぁ。
こっちのが私はすっきりする、かな。
文章の所々でちょっとした答えが用意されてるところもいい。
持って歩いて読むには分厚いので、休日とかに読むのにはいいと思う!
是非是非v